Amtrak - Toledo, OH (TOL)

YouTube: 鉄道駅の風格を残すオハイオ州トレド駅

トレドはオハイオ州北部の工業都市で、人口は約30万人、90キロ北にあるデトロイトの自動車産業の発達に伴って発展した町です。　地理的にはミシガン州との州境に位置し、エリー湖（Lake Erie）の西端でマウミー川（Maumee River）の河口にあります。　アムトラックの駅は町の中心部にあり、ニューヨーク・セントラル鉄道（New York Central Railroad - NYC）時代の1950年建造の大きな駅舎があります。　1950年建造ということで近代的な建物ですが、無骨なデザインは駅舎を引き締めて見せます。　駅はアムトラック係員のいる有人駅で、1階部分に待合所とチケットカウンターがあります。　他の階は役所や会社の事務所として使われています。　プラットホーム側に出てみると、屋根付きの立派な島式ホームが4本も並んでいて、鉄道が元気だった頃の面影を残しています。

再訪：
2009年10月に再訪しました。　今回はアナーバーからアムトラックバスでやって来ました。　もちろんここから列車に乗り継ぐためです。　1995年まではアムトラックのレーク・シティーズ（Lake Cities）という列車がミシガン州方面からこのトレドまで乗り入れていましたが、廃止後はアムトラックバスが連絡しています。　この駅は東行きの列車を利用する時は深夜の発車になるので、何回か訪れると「夜の駅」と印象付けられます。　最初に車で訪れた昼の駅は、この駅の本当の顔でないということを実感します。　深夜の駅ですが、特に危険を感じることも無く、駅周辺も駅内部も治安は悪くありません。

所在地	415 Emerald Avenue Toledo, OH 43602
経緯度	北緯41.64度　西経83.54度
標高	183ｍ / 600ft
人口	287298人（2010年統計）
駅員	有人駅
営業時間	20:30-12:30 毎日
駅舎	近代駅舎、1950年建造
乗降客数	66413人（2011年度）

2009年10月16日訪問


駅舎正面（北東側）		待合所とチケットカウンター（奥）


東方向（ワシントンDC/NY方面）をのぞむ		西方向（シカゴ方面）をのぞむ

2002年5月10日訪問


駅舎正面（北西側）		駅舎ホーム側


島式のプラットホームが4本並ぶ		待合所とチケットカウンター（右）


東方向（ワシントンDC/NY方面）をのぞむ		西方向（シカゴ方面）をのぞむ

列車名	経路
CAPITOL LIMITED	[ Washington, DC - Pittsburgh, PA - Cleveland, OH - Chicago, IL ]
LAKE SHORE LIMITED	[ New York, NY (Boston, MA) - Cleveland, OH - Chicago, IL ]