SEATTLE MONORAIL モノレール |
シアトル・メトロエリアの都市鉄道 |
メトロ(METRO)の地下バスのウェストレークセンター駅を降り、ウェストレークセンターの建物の3階まで上がると、そこにはシアトルのシンポルとなっているスペースニードル(Space Needle)が建っているシアトルセンターまでを結ぶ「シアトルモノレール」の乗り場があります。 駅があるウェストレークセンターは多くの店舗が入ったショッピングモールで、4階には様々な種類の食べ物が選べるフードコートもあります。 そのため人の出入りが激しく、いつも混んでいるという印象があります。 そのビルの3階に張り付くように駅が設置されています。 運賃は片道2.25ドル、往復券もありますが、4.5ドルなので何の割引もされておらず、それほどのメリットはありません。 私としては片道はモノレールで、帰路はバスを利用し、行程に変化をつけると面白いのではないかと思います。 バスの方が安いので、交通費の節約にもなりますしね。 16番バスのダウンタウン行きはモノレールの真下を通りますし、3番・4番のバスはトロリーバスになっています。 どのバスも頻繁に出ているのでそれほど待たずに乗れるはずです。 ウェストレークセンター駅を出ると途中駅はないので、次は終点のシアトルセンターです。 前記しましたが、シアトルのシンポルのスペースニードルや科学博物館、プロバスケットボールやイベント会場のキーアリーナなどがあります。 両駅間は1マイル(1.6キロ)で、モノレールはその間を最高時速50マイル(80キロ)で走ります。 短い区間の割に快走してくれるので、高い所を走っていることもあり、なかなか爽快な気分にさせてくれます。 このモノレールは複線で造られていますが、方向別にはなっていません。 単線が2本くっ付いたものと考えて頂ければ分かりやすいと思います。 そのため、閑散時にはどちらかひとつの線だけを使用し運行しています。 この路線は1962年のシアトル世界博覧会(Seattle World Fair)の開催に合わせて開業しました。 仕様は跨座式モノレールの分類のひとつであるアルウェグ(Alweg)を採用しています。 これは羽田空港まで結んでいる東京モノレールと同じ様式です。 開業以来、市民や観光客に多く利用されていて、現在は年間約250万人の乗客を運んでいます。 以下にシアトルモノレールに関するページへのリンクを載せておきます。 シアトルモノレールのページ(英語): http://www.seattlemonorail.com/ シアトルモノレールのカタログ(英語、PDFファイル): http://www.seattlemonorail.com/Monorail_DataSheet.pdf |
スペースニードルの最寄りであるシアトルセンター駅。写真のモノレールは停留中で、奥の列車が往復している。 |
ショッピングモールのビル内にあるウェストレークセンター駅。 柵の向こうが乗車口で、乗客が待っています。 誰もいない手前が降車口です。 |
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クロスシートが並ぶ車内。 側面の大きな窓に、天窓まで付いていているので、車内はとても明るい。 |
モノレールの運転台(ワンマン運転)。 運転席の横は開放されているので、がぶりつきが出来ます。 |
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ウェストレークセンター方面をのぞむ。 最高速度は80キロとかなり早い。 |
シアトルセンター方面をのぞむ。 シアトルのシンボル、スペースニードルがお出迎え。 |
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