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USA Passenger Railroads - アメリカの都市近郊鉄道


アメリカの都市近郊鉄道
ジャックソンビル モノレール     アトランタ 近郊電車     カリフォルニア コミュータートレイン


ここでいう都市近郊鉄道というのは、そのほとんどが通勤輸送を目的とした鉄道を指します。 取り上げている鉄道は基本的に定期運行のもので、具体的には中距離をカバーするコミュータートレイン、近距離のライトレール、都市中央部の地下鉄などが挙げられます。 その中のいくつかは観光鉄道や保存鉄道と重複するものもあります(例: サンフランシスコのケーブルカー)。 アメリカの都市は日本に比べると鉄道があまり整備されていないという印象がありますし、実際いくつかの都市では鉄道の果たす役割が低い所もあります。 しかし大都市では大量輸送を得意とする鉄道に頼っていて、多くの様式の鉄道を見ることが出来ます。 特に北東部の都市は鉄道が網の目のように張り巡らされていて、ニューヨークの地下鉄は世界一の規模を誇るほどの充実ぶりです。 ここ数年は道路交通事情の悪化とガソリン代の上昇、各自治体の通勤鉄道に対する考え方の変化(これは私の推測)などの要因により、都市鉄道の新規路線開業などが相次いでおり、かなり中規模の都市にもライトレールレベルの鉄道が走り始めています。 いつまで続くかは分かりませんが、よい傾向です。 日本の場合、都市の鉄道に「私鉄」という私企業が運営する鉄道会社がありますが、アメリカの場合、ごく一部の例外を除き、ほとんどすべての都市鉄道が公的機関の援助、運営で成り立っています。 つまり、利益がなく常に赤字運営ということです。 したがって、「私鉄の電車」という日本の都市部でありふれているフレーズが、アメリカではありえないということです。 このような公的機関の援助・運営を「甘ったれている」と見るのか、「素晴らしいこと」と見るのか、意見が分かれるところでしょう。 何はともあれ、ここではそのようなアメリカの都市近郊鉄道を紹介していきます。

すべての都市の鉄道を紹介するのが目標ですが、今のところはアメリカ西海岸の都市、ワシントン州のシアトル都市圏、オレゴン州ポートランド、カリフォルニア州サクラメントにある都市鉄道のみを紹介しています。

ワシントン州シアトルの都市鉄道 カリフォルニア州サクラメントのライトレール    オレゴン州ポートランドの都市鉄道


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